May many beautiful flowers bloom!

 真冬の夜は−13℃から−15℃くらいまで
気温が下がる。春に最初に目覚めるのは水仙。
マロニエやヤマボウシの根元から今年もちゃんと
芽を出している。暖かい早春の日は、庭に出て、
そんな新しい芽を探して歩く。

 大好きなスモークツリーの木。
環境が厳し過ぎるのか、あの特長の有るフワフワの花は
付けてくれないが、透けるようなバーガンディの色の葉は
比べ様がない。

 桜の木の下に続く小道。白いセラスチュームを
バックに濃いピンクのレッドチャピオンとチャイブが咲き、
ラッセル・ルピナスの側では二ゲラが笑っている様に
咲いている。

初めて咲いた西洋翁草

南蔵王の麓、標高480M位に位置し、庭は工房を挟んで、”北の庭”と”
南の庭”の配置になって居り、 ふたつの庭は  ハーブ類や宿根草類、
一・二年草など多くの草花で満たされて、毎年次々に咲く花たちで
賑やかになります。今年で5年目のまだ未熟な庭ですが、工房の製作の
合間に外に出て見ると、気持ちが癒され、元気が出て来ます。
 以前は仕事一辺倒だったのに、こちらに来てからは、草花に触れて
気持ちに余裕が持て、まるでスローライフです。

 工房の前のロックガーデン。
アキレギアが中心だが、トロリウスや
シレネ,アルケミラなどたくさんの種類の
植物が次々と花を咲かせる。

 Dog Runも兼ねた”北の庭”。
ブナやアズマ・シャクナゲ、シャラなどの
植栽に、ジキタリスやオリエンタル・ポピー
ホリーホック、マルバなど数十種類の植物が
自分の出番を待っている。

 遅い春を待ちながら、今年の庭の
構想を練る。早くも届いている種の
蒔く時期を考え、配色や配置など
想像しているだけでワクワクする。
 これから庭仕事をしていて、色々と
思い付いた事を提案して行きたいと思う。

 このSmall gardensから生まれてくる物を
楽しみにしていて下さい。

TellsCollection_TopImage